#1 はじめに
こんにちは、エーピーコミュニケーションズ 0-WANの島田です。今回は Zscaler Client Connector(以下、ZCC) のバージョン管理についてまとめてみました。
#2 ZCCのサポート対象バージョン

Zscalerでは、最新バージョンと2つ前までのバージョンをサポートしています。ここでいうバージョンとはメジャーバージョンのことで、例えばWindows版ZCCのバージョンは「4.6.0.284」のように表記されますが、「4.6」の部分がメジャーバージョン、末尾の「.284」がマイナーバージョンという扱いになります。つまり4.6.0.284、4.6.0.282、4.6.0.240のさらに前の4.6.0.216も同じ「4.6」のバージョンとしてサポートされます。
Zscaler supports the latest software version and the two previous versions for each software product,
現在サポートされているバージョンはZscalerのヘルプページで確認可能です。例えば、Windows版ZCC4.7が最新バージョンの場合、4.6と4.5までがサポート対象範囲となります。一方でLinux版は3.7.2が最新の場合 3.7.1, 3.7.0 までがサポート対象となっており、OSによってバージョンの数字の刻み方が異なっていることがわかります。

また、上記のサポートバージョンとは別枠で、Long-Term Support(LTS) と呼ばれるバージョンがサポートされます。これは最も広く利用されているバージョンを1年毎に選出し、現在の最新バージョンを問わず12ヶ月間サポートするというものです。現行LTSの有効期間が残り2ヵ月になると、次のLTSが選出される形で管理されています。
LTSを含めるとかなり古いバージョンまでサポートしてくれるように見えますが、LTSはZCCのバージョンアップが厳しい環境向けの救済措置であり、あくまでも推奨は正規のサポートバージョンですのでご注意ください。
#3 展開されているZCCバージョンの確認方法

展開されているZCCのバージョンはいくつかの方法で確認可能ですが、Zscaler Client Connector Portal の Client Connector App Store が最もシンプルでオススメです。日頃のバージョン管理や、展開中の移行状況の確認にもご利用になれます。
#4 アップデートは計画的に
ZCCのアップデートは、導入時と同様にZscalerを管理する情シスチームから小規模に展開していくのをおすすめします。導入から年月が経っていると、自社のPCにインストールしている他のアプリケーションやそのバージョンといった周辺環境も変わってきていると思われますので、テスト期間を長めに設ける、自社にとって特に重要なシーズンを避けるといった様々な配慮のもと数ヶ月単位で計画を立てましょう。

展開時にはRoll Out Typeとして、指定したグループ内に一斉展開する Mass Rollout の他に、1週間の中で1→2→5→10%といった形で展開率を段階的に上げていく Phased Rollout が選択可能です。
#5 おわりに
ZCCのバージョンを上げることで、新しく追加された機能を使えるようになったり、旧バージョンでの不具合が修正されたりといった様々なメリットを享受できます。組織が大規模であればあるほど頻繁なアップデートは難しくなる傾向にありますが、サポート外バージョンにならないよう、年に何度かバージョンアップについて検討されることを推奨いたします。今回もお読みいただきありがとうございました!
0-WANについて
私たち0-WANは、ゼロトラスト製品を中心とした、マルチベンダーでのご提案で、お客様の経営課題解決を支援しております。
ゼロトラストってどうやるの?製品を導入したけれど使いこなせていない気がする等々、どんな内容でも支援いたします。
お気軽にご相談ください。
問い合わせ先、0-WANについてはこちら。