
目次
- 目次
- はじめに
- 資格の概要
- 受験の目的
- 受験前のスペック
- Oracle AI Cloud Database Service 2025 Professional試験の詳細
- 合格へのルート
- 試験のポイント
- 受験してみた感想
- さいごに
- おわりに
はじめに
こんにちは、エーピーコミュニケーションズの松尾です。
Oracle Cloud Infrastracture(OCI)の認定試験であるOracle AI Cloud Database Service 2025 Professionalを受験して合格したので学習内容を紹介したいと思います。受験を検討中の方の参考になれば幸いです。
資格の概要
OCI試験のDatabase Service関連は大きく2つ。
- Oracle AI Cloud Database Service
- Oracle AI Autonomous Database
AI Cloud Database Serviceは主にBaseDB、ExaDB、NoSQL、MySQL HeatWave、AI Autonomous DatabaseはAutonoumousDBにフォーカスした試験だと認識してもらうと違いが分かりやすいかと思います。 詳細は公式情報を参照ください。
受験の目的
これまではDatabase全般を扱うことは無かったのですが、業務でOracle Databaseを扱うことが出てきたため、せっかく学習するならと資格取得を目標してみました。
最初はAssociateから、と考えたのですがDatabase系はAssociate試験がなく、Professionalしか存在しない状態。それは受け入れてProfessionalを受験してきました。
受験前のスペック
OCIアーキテクト系の2資格、AIの1資格は取得済で業務でもOCIには携わっています。が、Databaseはほぼ未経験の状態。
取得済の資格はこちら
- OCI Architect Associate
- OCI Architect Professional
- OCI Generative AI Professional
Oracle AI Cloud Database Service 2025 Professional試験の詳細
概要
- 試験コード:1Z0-1093-25
- 出題数:50問
- 合格ライン:68%
- 実技試験:無し
先ほど記載したとおり、Oracle Cloud Infrastractureの認定試験の1つでDatabaseジャンルの上級資格です。
Databaseジャンルは初級、中級が存在せず、上級のProfessinalのみ。
英語版ではなく日本語版で受験しています。
範囲
MyLearn公式情報から抜粋すると以下の項目が試験範囲となります。

BaseDB、ExaDB、MySQL HeatWave、NoSQL、Database管理、からまんべんなく出題されます。
Autonoumousは別試験なので対象外です。
概要としては、1~4つ目はDatabaseの種類に合わせた特徴の理解、5つ目はOCIでのデータベース管理機能の理解、といったところでしょうか。
公式の試験リンクはこちら。最新情報はこちらでご確認ください。
https://education.oracle.com/ja/oracle-cloud-database-services-2025-professional/pexam_1Z0-1093-25
最新のOCI認定資格一覧はこちら。
合格へのルート
以下のように進めました。
- 試験範囲の理解
- 机上の学習(MyLearn)
- 一部ハンズオン実施
- 模擬問題実施
学習教材
学習に使ったリソースは以下です。
https://www.udemy.com/course/1z0-1093-25-oracle-cloud-database-services-professional/
- OracleMyLearn
基本的にはOracleMyLearnのコンテンツで学習を進めます。説明動画と模擬問題の質が良いので学習の基本になります。動画が8時間とボリュームがあるので倍速で再生したり、理解できているトピックはスキップしても良いかもしれません。 MyLearnに模擬問題も含まれており、こちらも重要です。各トピックの末章の短いスキルチェックと、本番想定の50問の模擬問題の2種類があります。どちらも100%程度は正答できる状態まで学習していくことをおすすめします。
- 外部模擬問題
MyLearnだけだと模擬問題数が少ないと感じているので、外部の模擬問題を加えた内容で構成しました。今回はUdemyを使ってみました。試験名(AI Cloud Database Service)や試験コード(1z0-1093-25)で検索すると他にもいくつか見つかるので評判の良さそうなものを。
学習サイクル
- OracleMyLearn説明動画を一通り視聴(1.5倍速)
- OracleMyLearnの各章末にある「Skill Check」と、模擬問題の章を100%になるまで繰り返す
- 外部の模擬問題を90%程度になるまで繰り返す
工夫した点
間違えた問題や正解してもすっきり理解出来ていないと感じた際は、積極的に生成AIに質問して補足説明を得るようにして進めました。これでかなり理解が深まったと思います。
ただし、生成AIも間違えるので回答のソースとして公式ドキュメントを表示させながら確認を進めていきました。
試験のポイント
本試験を解く上で、考え方として重要だと感じたポイントをいくつか絞って紹介します。基本的には「各データベースサービスの機能差の理解」と「OCI上での運用管理」がメインになります。
データベースサービスの使い分け(ユースケース)
BaseDB(単一ノード/RAC)、ExaDB、MySQL HeatWave、NoSQLのそれぞれの特徴と制限の整理は必須です。
「どんな要件(パフォーマンス、コスト、データ構造)のときにどのサービスを選ぶべきか」というシナリオ問題が多いため、各サービスの特徴を比較できるようにしておくと強いです。
高可用性(HA)と災害復旧(DR)の違い
Data Guard(物理スタンバイ)とActive Data Guardの違い、およびスイッチオーバーとフェイルオーバーの挙動。
RAC(Real Application Clusters)の概念。
受験してみた感想
Databaseほぼ未経験、かつ初級・中級を飛ばしての「Professional」一発勝負だったため、受験前はかなり身構えていました。しかし、実際に受験してみた感想としては、「OCIアーキテクトの知識があれば、DB未経験でも十分に合格を狙える試験」だということです。
ネットワーク(VCN)の構築、IAMポリシーでの権限管理、オブジェクトストレージへのバックアップなど、インフラ周りの仕様はこれまでに取得した「OCI Architect」の知識がそのまま活躍しました。純粋なDatabaseの深い内部知識(複雑なSQLや高度なチューニングなど)よりも、「OCIというクラウド上でデータベースサービスをどう安全に構築し、どう運用管理するか」に主眼が置かれているため、アーキテクト持ちの人にはかなりアドバンテージがあると感じます。持っていなくても問われるのは基本的な知識なのでキャッチアップは難しくないと思います。
試験の難易度としては、MyLearnの模擬試験をしっかりと回し、問われている「各サービスの仕様やドキュメントの文言」を正確に理解していれば、合格ラインの68%は決して高すぎる壁ではありませんでした。本番の日本語訳も、OCI試験の中では比較的自然で、意味が分からなくて焦るような問題はほとんどなかったのも安心したポイントです。
「合格へのルート」で書いた【生成AIに質問 + 公式ドキュメントで裏取り】のサイクルが本当に効果的だったので、私のようにDBに苦手意識がある方にこそ、ぜひこのやり方でチャレンジしてみてほしいです!
さいごに
検討している方は、まずOracleMyLearnの学習コンテンツを眺めてみましょう!
公式の学習コンテンツの質は高いので興味がある方は是非チャレンジしてみてはいかがでしょうか!
おわりに
私達クラウド事業部はクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。
また、一緒に働いていただける仲間も募集中です! ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。