
目次
- 目次
- はじめに
- Dash 2026のテーマ:複雑さとの戦いに勝利する「自律型オペレーション」
- 基調講演の主要アップデートまとめ
- Keynoteの後に立ち寄った、Certificationブースでの嬉しいサプライズ!
- おわりに
- お知らせ
はじめに
こんにちは!クラウド事業部の加藤です。
2026年、今年もDatadogの年次カンファレンスである
「Dash 2026」がニューヨーク(NY)で開催されました!
今回は、現地に足を運んで肌で感じた会場の熱気と、
大注目の基調講演(Keynote)で発表された数々のエキサイティングな新機能について速報レポートをお届けします。
エンジニアの運用を劇的に変える「自律型オペレーション」の未来、
そして現地ならではの嬉しいサプライズなど、盛りだくさんの内容となっています。
ぜひ最後までお付き合いください!
当社では、Datadogの導入支援から運用サポートまでをトータルでご支援するサービスを提供しています。
初期設計・エージェント展開・モニタリング設定・ダッシュボード構築まで、お客様のニーズに合わせた支援が可能です。
「自社だけでの導入が不安」「もっと効率的に監視環境を整えたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
Dash 2026のテーマ:複雑さとの戦いに勝利する「自律型オペレーション」
いよいよ始まった基調講演。
今年のDash 2026の大きなテーマは、
「複雑さとの戦いに勝利し、運用に自律性を組み込むことで、
生産性向上の波に乗り、その恩恵を最大限に享受できるようにするにはどう支援できるか」
というものでした。
マルチクラウドやマイクロサービス化が進み、
人間の手だけでは管理しきれなくなった現代のシステムにおいて、
AI、オブザーバビリティ、セキュリティを融合させ、
いかに運用の自動化(自律化)を進めるか。
製品・エンジニアリングチームやパートナー、お客様の熱い想いが伝わってくるオープニングでした。
基調講演の主要アップデートまとめ
ここからは、基調講演で発表された注目の新機能をセクションごとにご紹介します。
1. Bits AIの進化と自律型オペレーション (Autonomous Operations)
今年は、誰もが「AIのスピード」で行動できるよう、
スタックのあらゆるレイヤーにBits AIが組み込まれ、大幅に訓練が強化されました。
- Bits Detection
過去のテレメトリデータ、サービスのトポロジ、オーナーシップ、ソースコードのコンテキストをフル活用。
システムに変更が加わっても、重要な監視を自動かつ継続的に管理してくれます。 - Memories
私たちのチームが過去に行ったすべての業務から学習し、得られた教訓をその場で記憶する機能です。
デモでは、チェックアウト(決済)機能で発生した問題に対し、
Bits AIが「サービスを正常な状態(グリーン)に戻すための、最も早くて安全な道筋」
を瞬時に探し出す様子が披露され、会場からも大きな歓声が上がっていました。

2. ネットワークおよびデータベースのモニタリングと最適化
インフラレイヤーでも強力な機能が紹介されました。
- Network Path
クラウド、オンプレミス、ハイブリッド環境を問わず、
アプリケーションから目的地へのトラフィックが「どのように流れているか」を、正確かつリアルタイムに可視化します。 - Bits Database Optimization
AIを使ってデータベースのクエリ最適化の候補を見つけ出します。
素晴らしいのは、すべての変更がシミュレートされたデータベース上で事前に検証される点です。
無効な最適化を自動でフィルタリングして除外してくれるため、安心して適用できます。
3. ログ管理の新境地 データを動かさない「Federated Logs」
これまでのログ管理の常識を覆すアップデートです。
データを別の場所に移動(インジェスト)させることなく、既存のデータレイクやクラウドストレージを横断してそのまま検索できるようになりました。
新機能「Federated Logs」により、データベース内にあるデータへリアルタイムにアクセスし、その場ですぐに探索的な分析が可能になります。
コストと手間の両面で大きなブレイクスルーになりそうです。
4. Journey Monitoringと開発者向けBits AIの強化
ユーザー体験の可視化と、開発者(Developer)向けの機能も一歩先へ進みました。
- Journey Monitoring
RUM(リアルユーザーモニタリング)、外形監視(Synthetics)、プロダクトアナリティクスを1つの新しい体験に統合。
ユーザーがプロダクト内でどのような体験をしているかを一気通貫で追えるようになります。 - Bits Release(プレビュー版)
開発者向けのBits AI新機能。
ステージング環境から本番環境にまたがる検証計画を自動で作成し、実行までサポートしてくれます。
5. 「Datadog for AI」と次世代セキュリティ
基調講演の後半は、AIそのものを守り、AIで守るテクノロジーに焦点が当てられました。
Agent Observability
LLMOpsの範囲がさらに拡大。
自律的に動く「AIエージェント」の完全なオブザーバビリティをカバーできるようになりました。Datadog AI Guard
カスタムエージェント向けのランタイム保護機能。自社開発したエージェントを安全に防御します。Bits Security Analyst
嬉しいことに、Datadog以外のSIEM(セキュリティ情報イベント管理)上でも動作するようになり、
既存のセキュリティエコシステムへ柔軟に組み込めるようになりました。

Keynoteの後に立ち寄った、Certificationブースでの嬉しいサプライズ!
大興奮の基調講演が 終わり、会場内を回る中で最後に立ち寄ったのが、
Datadogの資格関連が集まる「Certificationブース」です。
ここではなんと、
自分が保有しているDatadog資格の数に応じて、リアルな物理バッジ(ピンバッジ)がもらえる
という素敵な企画が行われていました!

私は現在3つの資格を保有しているため、それぞれの資格に対応する3種類のバッジに加えて、
3つ以上の保有者だけに贈られる特製の「Triple Certificate」バッジも手に入れることができました!

最近はデジタルバッジ(認定証)での証明が増えていますが、
こうして現地で「リアルなバッジ」として形でもらえると、
これまでの勉強の苦労が報われた気がして本当に嬉しかったです。
Keynoteの余韻に浸りつつ、最高の記念品を手に入れることができました!
おわりに
Dash 2026の基調講演を聴いて強く感じたのは、Datadogが「監視ツール」から、
「AIと共にシステムを自律的に運用・最適化・防御するプラットフォーム」へと完全にシフトしたということです。
特にBits AIがシミュレーション環境で安全性を確認しながら自律的に動くアプローチは、
運用の現場を大きく変えるポテンシャルを秘めていると感じました。
日本に戻ったら、今回発表された新機能をさっそく検証環境で触ってみたいと思います!
現地からは以上です。
それでは、Day2の記事もお楽しみに!
お知らせ
当社では、Datadogの導入支援から運用サポートまでをトータルでご支援するサービスを提供しています。
初期設計・エージェント展開・モニタリング設定・ダッシュボード構築まで、お客様のニーズに合わせた支援が可能です。
「自社だけでの導入が不安」「もっと効率的に監視環境を整えたい」という方は、ぜひお気軽にご相談ください。
また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。