APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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【速報】Zenith Live 2026現地レポート(第一部)

4年連続の参加!!

こんにちは、エーピーコミュニケーションズ 0-WANの山根です。 今年もZenithLive'26に参加してきました!これで4年連続の参加となります。 ラスベガスで開催されたZscaler社主催のZenith Live'26の参加レポートをどこよりも早くお届けしたいと思います!! 今回のブログは第一部として、Day1 Keynoteで語られた内容を中心に、現地で感じたことやイベント全体の方向性についてご紹介します。

ZenithLive26全リンク集



いざ、Zenith Live 2026へ

今年の会場も昨年に引き続き、ラスベガスの超高級ホテル「Fontainebleau Las Vegas」。

世界中のパートナー、エンドユーザー、セキュリティエンジニアが集まり、最新のゼロトラスト戦略や技術動向が共有される年に一度のイベントです。 会場へ入って最初に感じたのは、「今年はAIが主役だ」ということでした。 至るところで Zero Trust in the Age of AI というメッセージが掲げられ、登壇者にもOpenAIやAWSなどAIを牽引する企業が並んでいます。 昨年もAIは大きなテーマでしたが、今年はさらに一歩進み、「AIをどう使うか」ではなく「AIをどう安全に活用するか」が中心テーマになっていました。

Jay Chaudhryが語った創業の原点

今年のKeynoteは、Zscaler CEO兼FounderのJay Chaudhry氏による基調講演からスタートしました。 印象的だったのは、最新機能の紹介から始まるのではなく、2007年の創業当時を振り返る話から始まったことです。 当時は、

  • SaaSの普及
  • クラウドの台頭
  • モバイルの拡大

が始まった時代でした。

その中でJay氏は、

"You can't keep putting firewalls everywhere."(アプリケーションが移動するたびにFirewallを置き続けることはできない)

という考えに至ったそうです。 この思想こそが、現在のZero Trust Exchangeの原点になっています。 クラウド、SaaS、モバイル、そしてAI。 利用環境が変化しても、Zscalerの思想そのものは変わっていないことを強く感じました。

AI時代に最も弱い存在は誰か

今回のKeynoteで特に印象に残った言葉があります。

"Users were the weakest link."

そして、

"Agents are the weakest link."

これまでセキュリティ業界では、「ユーザーが最も弱い存在」と言われてきました。 しかしAI時代では状況が変わります。 AI Agentは、

  • システムへアクセスする
  • データを取得する
  • 他のAgentと連携する
  • 自律的に判断する

ようになります。

つまり今後は、ユーザーだけではなく、AI Agentそのものもゼロトラストの対象になるということです。 今回のKeynoteを通じて、「Zero Trust for Users」から「Zero Trust for AI Agents」への進化が強く感じられました。

もう一つ印象的だったのが、

"The tools are the workforce."

という言葉です。 直訳すると、「ツールそのものが労働力になる」という意味です。 これまでのAIは人間を支援する存在でした。しかし今後は、

  • AI Agent
  • Copilot
  • Codex
  • 自律型AI

が実際の業務を遂行するようになります。 メール作成や情報検索だけではなく、システム操作や業務プロセスの一部を担う時代が近づいていることを感じました。 この言葉は、今回のZenith Liveを象徴するメッセージだったと思います。

Zero Trust Everywhereが示すAI時代のセキュリティ

今回のKeynote全体を通して感じたのは、Zero Trustの対象範囲が大きく広がったことです。 従来の対象は、ユーザや拠点

  • User
  • Branch
  • Cloud

が中心でした。 しかし今回は、

  • AI Agent
  • IoT / OT
  • SIM
  • B2B接続

まで対象として語られていました。 AIだけではなく、あらゆる接続をゼロトラストで守る。 その世界観が非常に明確に示されたKeynoteでした。

現地で感じたこと

今回のZenith Liveで私が最も印象に残ったのは、新機能そのものではありませんでした。 むしろ、Jay氏が創業当時から語り続けている思想が、AI時代になっても変わらず貫かれていることです。

"If you are reachable, you are breachable." (到達できるなら侵害される)

AI時代になり技術は大きく変化しています。 しかし、 「接続は必要だが、信頼は不要」 というゼロトラストの本質は変わっていません。 むしろAI Agentが増えることで、その重要性はさらに高まっているように感じました。 今回のZenith Live 2026は、Zscalerが単なるSSEベンダーではなく、 AI時代の接続基盤そのものを再定義しようとしている ことを強く感じるKeynoteでした。

第一部まとめ

第一部では、Zenith Live 2026 Day1 Keynoteを中心に、イベント全体の方向性についてご紹介しました。 今年のテーマは間違いなくAIです。しかし、単なる生成AI活用の話ではなく、 「AI時代においてゼロトラストをどう進化させるか」 が中心テーマになっていました。

第二部では、

  • AI Asset Management
  • AI Access Graph
  • AI Broker
  • AI Endpoint Security
  • Zero Trust AI Security

など、今回発表された新機能について整理してご紹介します。

第三部では、

  • MCPとは何か
  • AI Agentとは何か
  • AI Access Graphとは何か

など、今回の発表を理解するための技術解説をお届けする予定です。 ぜひご期待ください。

APCでは今後もゼロトラスト事業を推進し、最新動向のキャッチアップに努めていきます。 インフラ領域におけるセキュリティ、ゼロトラスト領域に課題があるお客様はぜひご相談ください。