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【OCI】Oracle Cloud Infrastructure 2024 Certified Architect Associate (1Z0-1072-24) に合格したので所感を綴る

はじめに

こんにちは、クラウド事業部の坂口です。

先日 Oracle Cloud Infrastracture(OCI)の認定資格試験である Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate に合格しました。

自身が取り組んだ学習や試験本番についてそれとなく書いていきたいと思います。

目次

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※弊社で別の方が書かれたブログ記事です!

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資格試験概要

( Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate に関する公式ページ)

Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate

(以下、公式ページ等から引用)

[試験説明]

Oracle Cloud Infrastructure 2024 Certified Architect Associate 認定資格は、Oracle Cloud Infrastructure (OCI) サービスを使用してインフラストラクチャを設計する専門知識があることを証明します。認定資格試験では、Identity and Access Management (IAM)、ネットワーク、コンピュート、ストレージ等のトピックをカバーします。

[試験情報]

  • 出題形式: Multiple Choice
  • 試験時間: 90 分
  • 出題数: 50 問
  • 合格ライン: 68 %
  • カテゴリ毎の割合:
カテゴリ 割合
コンピュート 20%
ネットワーク 35%
ストレージ 25%
アイデンティティとアクセス管理(IAM) 20%


本番試験・学習について

資格試験結果

最終的に、私は以下の点数で合格することができました。

スコア: 98% (49/50)

学習教材

資格試験のための学習教材は、以下の公式コンテンツを利用しました。

  • OCI for AWS Architects (JP)
    • OCI と AWS のサービスを比較して説明してくれる
    • AWS について既に知見を持っている方であれば、OCI サービスの概要を把握できる
  • Japanese: Become an OCI Architect Associate (2024)
    • Oracle Cloud Infrastructure 2024 Architect Associate を学習するための基本となるコース
    • OCI サービスについての基本と詳細を、試験に合わせて解説してくれる

基本的には Japanese: Become an OCI Architect Associate (2024) を最後まで学習すれば合格できるように構成されているように思います。


Japanese: Become an OCI Architect Associate (2024) の内容について

先に記載した Japanese: Become an OCI Architect Associate (2024) はラーニングパスとして作成されており、複数のコースが組み合わさって構成されています。

この Japanese: Become an OCI Architect Associate (2024) について、未受講の方でも含まれている各コース・コンテンツをある程度把握できるよう、それぞれ簡単な概要を紹介します。


(以下紹介は、ラーニングパス内の順番に則ります)
(番号自体は筆者が付与しています)


学習時間

トータルの学習時間について、学習教材の動画パートを基本的に1.75~2倍速で視聴したので、おおよそ 20h いかないぐらいかと思います。

ただ、私は律儀に含まれている動画すべてに目を通しまたが、合格というだけであれば学習にかける時間をもう少し減らせる印象です。

特に AWS や Azure について知見がある方であれば『Oracle Cloud Infrastructure Architect Associate 2024 (JP)』と模擬問題を学習すれば十分合格の可能性があると感じました。

なお、公式的には (おそらくクラウド未経験の方が Oracle Cloud Infrastructure Foundations Associate を取得したうえで) 31h 程度の学習時間を目安としているようでした。

※この時間は『②Prepare for OCI 2024 Architect Associate Certification (JP)』の「参考資料」で紹介されています


資格試験本番

資格試験は自身のPCを用いて、自宅でも受験ができます。

受験に際しては、

  • ブラウザの拡張機能を入れる必要があること (拡張機能自体は、受験後に削除すればよい)
  • (免許証などの) 身分証明書をPCカメラにかざして撮影する必要があること
  • 使用している以外ブラウザやタブを閉じておくこと
  • PCモニターが1枚のみであること
  • 受験中は画面共有をしておく必要があること

などが必要事項点として挙げられます。

とはいえチェックを通らないと受験できないので、機械的に画面上の指示に従えば良いと思います。

またチェックインは30分前に行うことができ、チェックイン後は予約時間になる前にそのまま試験へ臨めました。

加えて試験では監督がいますが、顔を合わせることや言葉を交わすこと、チャットでのやり取りは不要だったのであまり気にしないで良さそうです。

※私自身は途中にマウス操作を誤って画面共有を停止してまい、チャットで「このまま画面共有しないままだと試験を終了します」といった内容の (おそらくボットによる?) 警告がありました


肝心の試験自体は、先の学習教材で解説された内容やスキルチェック・模擬問題での内容に類する問題が出題されたこともあり、そこまで難しいと感じませんでした。

自宅での受験が初だったため若干緊張はしたものの、結局30分程度で問題は解き終わり、(見直し不要と判断して) 試験を完了し合格の表示、という流れでした。

私は Oracle Cloud Infrastructure Foundations Associate を受験していなかったため、勝手が分からず割と時間をかけて勉強したのですが、重ねて言及する通り、公式の学習教材で十分合格できる内容かと思います。


さいごに

今回は、初めて OCI の認定資格試験のブログ記事を執筆しました。

私自身は手探りで学習を進めましたが、本ブログを見ていただいた方に参考となる部分があり、実際に合格へつながれば幸いです。


おわりに

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本記事の投稿者: さかぐち
AWSの他、OCIにも少しずつ手を出し始めています。