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株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

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【AWS re:Invent 2024】参加してみての振り返り

目次

はじめに

こんにちは、株式会社エーピーコミュニケーションズの松尾です。
今回は、AWS re:Invent 2024の様子をレポートします!初めてのre:Invent、初参加者の視点で役に立つ情報をお伝えしていきます!

本記事では、参加してみての振り返りをしてみたいと思います。

re:Inventへ参加する際の参考になれば幸いです。

スケジュール概要

re:Invent期間は月曜から金曜ですが、月曜から木曜まで参加し金曜には帰国のため発つスケジュールでした。金曜にもセッションはありますが、木曜夜のre:playでセッションの大半が終了する印象でした。翌週の勤務もあるので、1日もったいない気もしますが、海外参加組にとって金曜朝出発は良かったかなと思います。
今回、セッションとしては全部で8つに参加しました。当初はもっと予定を入れていたのですが、現地で参加してみると予想以上に移動時間やブログ執筆などに時間が取られてしまい、少なくなってしまったのが心残りです。
途中からは優先度高いセッションは1日2つ程度にしておき、空いた時間はEXPOや基調講演で発表されるセッションに参加する形で行動するように変更していました。実際に基調講演で発表された新しいセッションへ参加出来たので、柔軟に対応するこの動き方はおすすめです。

役に立ったもの

1週間にわたるイベント期間を乗り切るために体調管理や英語で行われるセッション参加に事前準備は必須でした。いくつか紹介します。

必須レベル
  • 通信回線

eSIMや海外対応のスマホは必須。会場内にはWi-Fiがあり、ホテルにもWi-Fiがあるかと思いますが、屋外でも使えるように回線の確保はしておくのが必須です。私は海外対応eSIMを準備していったのですが、なぜか接続が不安定で使い物になりませんでした。予備のスマホを駆使して原因を切り分けるという無駄な時間を使ってしまったのが残念でした。

  • 乾燥対策グッズ

機内は湿度が低く保たれているため、不織布マスクやぬれマスクで喉を傷めないようにしておきます。
ラスベガスは日本と比べて空気が乾燥しているため、コンパクトタイプの加湿器や、携帯タイプのポットがあるとホテル室内で多少加湿出来ます。コンパクトタイプの加湿器はどうしても加湿性能は弱いのであまり役に立たなかったですが、携帯タイプのポットは実際にお湯を沸かすので部屋の加湿に良かったです。

  • 化粧品グッズ

ホテルにアメニティ系は基本無いと思った方が良いです。私が宿泊したホテルではシャンプーなどはありましたが歯ブラシは無かったので持っていくのがおすすめです。普段使わない方も保湿ローションなどもあった方が良いかもしれません。

  • 翻訳ツール

英語力が拙い私には重要なツールでした。セッションでは自力で英語の理解が必要なため準備してみました。
いくつか試したのですが、私は「Voice-ping」というツールを使ってみました。

voice-ping.com

無料サブスクリプションでは1日60分までだったので、有償サブスクリプションのトライアル期間を利用して使ってみました。
リアルタイム翻訳が可能で、基調講演やセッションで使ってみましたが音声が聞き取れていれば、それなりの翻訳精度で役に立ちました。会場内の騒音が多い場合はスピーカーの近くを確保してPCに音声を確実に聴かせるのがポイント。ヘッドホンで視聴するセッションでは、ヘッドホンをPCにかぶせて使ってました。ちゃんと翻訳してました。 AIで要約もしてくれて内容の確認と理解に役立ちました。

  • 歩きやすいシューズと小さめリュック

イベント期間中は1日20000歩を移動することになります。シューズは歩きやすい、慣れたシューズをおすすめします。
リュックについてここはあえて、”小さめ”です。現地では移動が長くなるためできるだけ身軽で行動できることがメリットが大きいと感じました。初参加の方は特にSWAGを大量にゲットしたいはずなので、大きめのリュックという選択肢もあるのですが、私は行動のしやすさに寄せることをおすすめします。
20Lくらいの小さめリュックで行動しましたが、リュック自体は軽い方なので負担が少なくて良かったです。
ちなみに私がもらったSWAGの中で最大サイズは「ヨガマット」でした。リュックに突き刺して移動してました。

あると快適レベル
  • 薬系

食生活が変わるので胃薬があると安心。風邪薬やビタミン剤なども現地のものは合わなそうだったので持参しました。飛行機へ預け入れる際内容を確認できるように、成分などが記載されている箱ごと持っていきましょう。

  • ミネラルウォーター

現地のドラッグストアでも調達できますが、私は現地でやることを極力減らしたかったので、日本から預け入れ荷物に入れて持っていきました。重量オーバーに注意すれば問題ないのでスーツケースを預け入れする方にはおすすめ。初日のホテル到着後、すぐに水が飲めます。

セッションの見方

今回、私なりにテーマを2つ持って臨みました。

  1. 現地でしか体験できないセッションを優先する
  2. 様々なセッション種類を試す

1つ目は、後日YouTubeで公開されるブレイクアウトセッションよりチョークトークやキーノート、Gamedayなどを優先して予定を組みました。
せっかく現地まで足を運ぶのでその場所でしか経験出来ないことを優先してみました。これは良かったと思います。
2つ目は、セッションの種類についてです。re:Inventでは様々なセッションタイプがありますが、出来るだけ多くの種類へ参加してみました。珍しいのはヨガセッションやランニングのセッションです。私はre:Invent初日朝6:30からのヨガセッションへ参加して、これからre:Inventが始まることに気合を入れてきました!リフレッシュしましたが、結構ハードに動くので普段から運動して体力はつけておきましょう。

ヨガマットは貰えました

会場の移動について

今年の会場は5つでした。

  • Mandalay Bay
  • Caesars Forum
  • MGM Grand
  • Venetian
  • Wynn

主会場の Venetianを中心に予定を組むことになるかと思います。理由は、Venetianではセッションの他にID受け取りやSWAG受け取り、認定者ラウンジ、EXPO、キーノート会場があり、足を運ぶ機会が多いためです。
VenetianとCaesars Forum、Wynnは徒歩移動できる距離ですが、Mandalay BayとMGM GrandはVenetianから離れており、時間と体力が限られている中での徒歩移動は現実的ではない印象でした。移動はモノレールかシャトルバスで移動できます。どちらもre:Invent参加者は無料ですが運行時間は24時間ではないため、注意が必要です。
1日の中で会場間の移動は最小限に抑えつつ、参加したセッションを少なめに予定しておくのが良いかと思います。

全体を振り返って

約1週間でしたがあっという間に終わってしまった印象です。現地の雰囲気、現地の盛り上がり方、熱気はオンラインでは味わえないものでした。
各セッションの講師の方はおそらく、それぞれのAWSサービスの開発や担当エンジニアだと思うのですが、質問やディスカッションにスムーズに対応されていて尊敬します。
反省としては英語力。チョークトークやライトニングトークなどのセッションでもある程度会話が出来ると、聞くだけではなく講師への質問やチーム内でのコミュニケーションをもっと深いものに出来たかなと思っています。
re:Inventは毎日朝8:00くらいからセッションが始まります。準備や移動、基調講演で良い席を取るために並ぶことなどを含めると毎日5:00起きの生活が1週間続くことになります。事前にそのつもりで朝型に寄せていったり、体力をつけておくのが重要に思いました。

おわりに

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