はじめに
こんにちは、クラウド事業部の山下です。
アップデートから少し時間が経ってしまいましたが、S3の汎用バケットクォータを Service Quotas で管理できるようになったので、コンソールから確認してみました!
これまでクォータの申請自体ほとんど経験がないので、その点も知見を深められればと思い、紹介させていただきます。
概要
Amazon S3のバケットのクォータ管理がService Quotasに対応しました。
これにより、AWSアカウント内のバケット総数の確認、クォータとの比較、増加リクエストが可能になります。
対象リージョン
- 米国東部(バージニア北部)
- 中国(北京)
このアップデートでどんなことができるか
- リソース管理を効率化したい
- AWSアカウントのクォータ管理を一元化したい
- S3バケットを多数使用していて、使用状況を可視化したい
利用方法の紹介
実際にService Quotasの画面の確認、上限申請時の画面を確認してみます。
メニューの[AWSのサービス]を選択し、上限緩和申請を行いたいサービスを検索します。
Service Quotas画面では現在の上限と使用状況も確認することができます。
S3の汎用バケット数は[General purpose buckets]を選択し、右上の[アカウントレベルでの引き上げをリクエスト]を押下します。
ポップアップが表示されるので希望数を入力し、[リクエスト]を押下します。
本機能が登場する前の課題
これまではサポートセンターから上限緩和申請のリクエスト用のサポートケースを作成する必要があったようです。
Service Quotasでは現在の使用状況も含めて一元管理できますし、申請画面で入力する項目も限られているのでアップデートにより使いやすくなったのだなと感じました。
S3に限ったことではありませんが、現状すべてのクォータ引き上げ申請や使用状況の確認をService Quotasでできる訳ではないのでこの点は注意が必要です。
おわりに
今回はService Quotas でS3バケット数を管理する方法をご紹介しました。
これまでService Quotas経由で上限申請を行ったことがなかったので、その方法と画面遷移についても確認できてよかったです。
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