APC 技術ブログ

株式会社エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

株式会社 エーピーコミュニケーションズの技術ブログです。

DataDog~Slack連携構築と監視アラート通知までやってみた

目次

はじめに

こんにちは、クラウド事業部の清水(駿)です!
最近は孫正義氏がChatGPTを使い倒していることに影響を受けてテクノロジー関連以外にも遊びながらChatGPT触って楽しんでいます。
辞書的な使い方もできるしクリエイティブにも使えるので全く飽きがきません。。というより進化が早すぎて若干圧倒され気味です(;´∀`)

今回はDataDogのSlack連携構築とアラート出力ついて紹介いたします。
DataDogからのアラート通知手段はメール連携をしたりSaaSと連携したりと方法は様々です。
私は現場にてSlack連携の経験がありますので今回、連携先はSlackとしました。
本ブログではDataDogのSlack連携構築、そしてアラート出力して実際にSlack上で通知できるまでを実践してまいります。

こんな方へおすすめの記事です

  • DataDogについて学習されている方
  • DataDogアラートのSlack連携を用いた監視検討している方
  • 現状の監視方法で満足いっていない方

DataDogのSlack連携 構築前提

・Slackが使用可能な状態であること&事前にDataDogアプリをインストールしていること
・AWSが使用可能な状態であること※サービスを監視するため
・DataDogが使用できる状態であること
※DataDog未登録の方は2週間無料、クレジットカード登録不要で使用することができるので試して登録してみてはいかがでしょうか。

AWS使用リソース&DataDog使用コンソール

DataDog
・メトリクスモニター
・Slackインテグレーション

AWS
・EC2(メトリクス取得のため事前作成済)

Slack
・アカウント※機能制限はありますが無料で作成できます
・通知用チャネル(事前作成済)

DataDogのSlack連携 構築

さっそくDataDogのSlack連携 構築していきましょう!
Datadog 2週間無料とSlackも無料(機能制限付き)で実装できるのでぜひ試してみてください。

Slack integration

まずDataDogへとログインしIntegrationコンソールからSlackと検索して、【Slack Integration】をクリック

【Connect Slack Account】をクリック

あらかじめ作成したSlackアカウントとの連携を【許可する】をクリック

Slackアカウントとの連携ができたことを確認

アラート通知するチャンネルを指定する
※Slack連携するとチャンネルも並行して連携が完了している

チャンネル指定完了

DataDogのSlack連携構築は以上です。とても簡単に連携まですることができました!

Slack integrationポイント ~Slackアカウントの管理者でない場合~

私は事前に用意したSlackアカウントをスムーズに連携することができました。
というのも、Slackアカウントの管理者は私なので事前にDataDogアプリをインストールしていたためスムーズでした。
実際の現場だとおそらくマネージャー or 上長あたりが管理者になると思いますのでDataDogアプリをインストールをお願いする必要があります。
また、Slackアカウントとの連携を【許可する】をクリックまでは管理者に実施していただくことになります。
そのため、連携許可までは管理者とコミュニケーションをとりながら実施していくことがポイントになるはずです。

自分が管理者の場合は特に意識することなく前述の手順通りに実施していただいて問題ございません。

Slackチャンネルへテストアラートを出力

連携したSlackチャンネルへテストアラートを飛ばしてみましょう!
あと一息!

アラート設定&出力

【New Monitor】から新しい監視を作成。対象はEC2メトリクス【aws.ec2.cpuutilization】とする

【Configure notifications & automations】で通知先をアラート通知するチャンネルを指定

テストアラートを出力するために【Test Notification】をクリック

【Alert】を選択し【Run Test】をクリック

Slackに通知が来ていることを確認できました!

テストアラート出力でのポイント

通知設定が正常に動作するかを確認する際は簡単かつ迅速に動作確認できるため前述している【Test Notification】がおすすめです
またはalert状態を再現したい場合は閾値を意図的にアラートが出るよう(例:CPU 100%以下など)に修正すると動作確認することができます。

おわりに

DataDogのSlack連携構築とアラート出力ついて紹介させていただきました。
公式サイトを読んでも手順は基本文字ベースなので少し取っつきにくい印象なのでキャプチャ付きの手順だとわかりやすくなっていると思います。
ブログを見てくれた方のお役立ちすることができれば幸いです!

お知らせ

APCはAWS Advanced Tier Services(アドバンストティアサービスパートナー)認定を受けております。

その中で私達クラウド事業部はAWSなどのクラウド技術を活用したSI/SESのご支援をしております。
www.ap-com.co.jp

https://www.ap-com.co.jp/service/utilize-aws/

また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。

www.ap-com.co.jp

本記事の投稿者: gomezshimi
AWSをメインにインフラ系のご支援を担当しています。 Shumpei Shimizu - Credly