はじめに
こんにちは、ACS事業部の吉川です。
2023/01/25~27の3日間で、OpenHack for Containersというイベントに参加してきました。
本記事はその参加レポートです。
OpenHackとは?
OpenHackはMicrosoftが開催しているイベントです。4~6人程度の人数でチームを作り、与えられた課題をこなしていくというスタイルのハンズオンイベントとなっています。
回ごとにテーマとなる技術領域が決まっており、MicrosoftのOpenHackのサイトを見ると全部で以下の9つのカテゴリーがあるようです。
- AI-Powered Knowledge Mining
- App Modernization with NoSQL
- Containers
- DevOps
- Migrating Microsoft Workloads to Azure
- Serverless
- Modern Data Warehousing
- Security, Compliance, and Identity
- Secure Networking
その中で今回私が参加したのはDocker/Kubernetesが中心の Containers でした。
イベントの内容
今回のOpenHackは全てリモートでの開催でした。事前にTeamsに招待されるので、当日はそこからTemasのオンライン会議で参加しました。
まず全チームのメンバーが一つの会議に集合しルールの説明などのオリエンテーションがあり、その後はチームごとに分かれて作業を開始します。
チームごとに1人づつMicrosoftの社員の方が付いてくれましたが、直接的に課題の内容について教えてくれるわけではなく、解決はあくまでチームメンバーに委ねられています。Microsoftの方は行き詰ったときにアドバイスをしたりポイントでの振り返りの実施を促すなど、間接的な介入にとどめることでチームの主体性を尊重しているように感じました。
課題の内容はネタバレ厳禁とのことなので詳細には触れませんが、架空の組織のメンバーとして与えられる課題をクリアしていくスタイルです。課題には達成条件が設定されており、条件を全て満たすことで次の課題が表示されるという流れとなっています。
課題はかなりのボリュームがあり、私の参加したチームでは全体の半分しか終わりませんでした。とはいえ、3日間で全部終わるチームはほとんどいないそうで、半分終わればまずまず、という感じだそうです。
ちょうど半分の課題が終わったタイミングでOpenHack参加記念のデジタルバッジが発行されました。Microsoftの資格と同様、Credlyのプラットフォーム上で表示できます。私のデジタルバッジはコチラ。
達成の実感もあり、こういう施策はイイですね。
余談
弊社で以前にMicrosoft様と共同で「Azure Kubernetes Service: セキュリティの脅威への対策ガイド」というものを作成しました。
OpenHackのテーマのContainersとも合致しているということもあり、最終日のWrap-upの際に参加者の皆様向けにコチラを紹介させていただきました。
業務でAKSを使っている方/これから使うことを検討されている方は、ぜひご一読ください!
おわりに
社外の方と一緒に作業をするというのは普段の業務ではあまりなく、よい経験となりました。今回同チームとなったみなさま、ありがとうございました。
なお、今年の3月に別テーマでOpenHackを開催する予定とのことです。
それぞれのテーマにご興味惹かれるようでしたら、参加してみてはいかがでしょうか。
私達ACS事業部はAzure・AKSなどのクラウドネイティブ技術を活用した内製化のご支援をしております。ご相談等ありましたらぜひご連絡ください。
また、一緒に働いていただける仲間も募集中です!
今年もまだまだ組織規模拡大中なので、ご興味持っていただけましたらぜひお声がけください。