APC 技術ブログ

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AZ-220 Microsoft Azure IoT Developerに合格しました

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こんにちは、コンテナソリューショングループの髙井です。

Azureに関するMCP試験のひとつであるAZ-220に合格してきたので書きます。これで12冠です。

AZ-220とは

AZ-220はAzureのIoT関連の試験です。合格するとAzure IoT Developer Specialtyの称号を得ることができます。

Azureの試験には大きく3区分あり、それぞれRole-based、Specialty、Fundamentalsとなっています。 (こちらの公式ポスターのいちばん左側の列がAzureに関する試験の一覧です。)

AZ-220はこのうちのSpecialtyに属する試験になっていて、私はSpecialtyカテゴリの試験を受けるのは今回が初めてでした。

動機

普段はAKSでいろいろやっており、IoTは業務上のメイン領域ではありませんが、とはいえIoT Edgeもまたコンテナです。

コンテナソリューショングループにいるのにコンテナが絡む資格を持っていないなんて、お天道様が許してもこの桜吹雪が見逃さねえぞという感じなので取ることにしました。

読者の皆様におかれましては技術のキャッチアップもさることながら、遠山の金さんのような古き良きコンテンツの履修も忘れないようにお願いいたします。

Microsoft Learnの内容はどうか

やはりSpecailtyだけあって、他のAzure試験での獲得知識が通用しないような、新しい領域の知識が求められるモジュールではありました。

Azureにそれなりに詳しい方であっても、やったことがなければIoT領域に関してはほとんど分からないと思います。

一方で、Blob StorageやComsmosDB等のストレージやデータベース、Event Hubs等のメッセージングサービス、Azure Monitor等のテレメトリやアラートなど、IoTと接続される周辺ソリューションに関してはAzure共通の知識が生かせます。

このあたりは、AZ-104やAZ-204などの試験勉強をされた方は、Microsoft Learnですでに触れているはずなのでそんなに苦労をしないで済むことでしょう。

ちなみに、「Microsoft Learnって……?」という方は以前に書いた下記の記事を参考になさってください。

techblog.ap-com.co.jp

勉強方法

IoT以外の部分は、すでにある程度わかっているというのもあり、範囲はそこまで多くないように感じました。

この試験だけを単独で受ける方はそう多くない気がしますが、そういう方は逆にIoT以外の部分もちゃんと理解しようとすると大変に思うかもしれません。

勉強方法としては、基本的にMicrosoft Learnのコンテンツ自体と、そこでリンクされているMicrosoft Docsのドキュメントを読み込むかたちになります。

また、オンデマンドのセミナーもあるようなので、そちらを利用されるのもいいかもしれません(私は試験が終わってから知りました……)。

info.microsoft.com

試験の感想

規約上、試験の内容に関しては言及できませんが、12冠目というのもあり全体的に余裕をもって取り組むことができました。

とくに、AZ-220は他の試験に比べてMicrosoft Learnコンテンツの質が高いように感じます。それもあってかスムーズに理解度が高まった印象です。

おわりに

はたして私は年内に全冠できるのでしょうか。まあでもやると言ったからにはやるしかありません!頑張ります~